告訴・告発の取消と再告訴の可否

  1. 親告罪の告訴取り下げと再告訴の可否
  2. 非親告罪の取下げと再告訴
  3. 請求を待って受理すべき事件の場合
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1.親告罪の告訴取り下げと再告訴の可否

親告罪については、告訴してから公訴の提起(起訴)があるまでの間は、告訴を取消すことができます。また、告訴をいったん取消した者は、再度告訴することはできません。
告訴を取り消すことができるのは、告訴をした本人に限られます。(本人の代理人によってすることも可能です)

告訴を材料に民事的示談をしようとした場合に、告訴を取消した後に示談合意できず、再度告訴しようとしても、できませんので注意が必要です。

2.非親告罪の取下げと再告訴

通説では、非親告罪については、起訴後でも取消すことができ、また、取消した後に再告訴をすることができると考えられています。

非親告罪は、そもそも告訴を必要としませんから、たとえ告訴が取り消されたとしても検察が必要と考えたときは告訴人の意思にかかわらず起訴することができるからです。

3.請求を待って受理すべき事件の場合

 請求を待って受理すべき事件は、親告罪の告訴に準ずる扱いがなされます。ですので、取り消しは可能ですが、再告訴はすることができません。

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