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民法 代理(無権代理・表見代理)

代理権がない人が代理人を装った場合などについて

その12 無権代理

無権代理とは

代理行為要件の“代理権の存在”が欠けていること

無権代理人がおこなった行為の効果

  • 原則として何の効果も生じない
    しかし、本人が希望した場合、追認できる(113条)
    →行為のときにさかのぼって有効
  • 相手は善意・悪意に関わらず、追認するかどうかの催告ができる(催告権114)
  • 善意の相手方は、本人が追認する前なら取消しできる(取消権115条)

無権代理人の責任

本人が追認しなかった場合の相手方への保護が必要になります
※相手方が善意・無過失の場合
債務履行または損害賠償の責任を負う(117・1)←無過失責任である

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表見代理

表見代理とは

相手方に代理権の存在を信じさせて、代理行為を行った場合の相手方保護のための制度

「本人」と相手方の関係は、有権代理と同じ扱いになるため、表見代理人が行った行為によって、「本人」が損をした場合、「本人」は表見代理人に損害賠償請求ができる(709条)

※表見代理人は表見代理の成立を主張できない

表見代理には、以下のものがあります。
3つとも、相手方が善意無過失であることが必要

  • 代理権授与表示による表見代理(109条) (本人が責任を負う)
  • 代理権ゆ越による表見代理(110)
  • 代理権消滅後の表見代理(112)

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