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民法 契約とは

その9 契約分類と契約の成立

契約の分類

公序良俗・強行規定に反しない
民法では、代表的な13種について規定している

有償契約 経済的価値が等しい利益を交換
(売買、交換契約)
無償契約 対価なしで利益を受ける
(贈与、無償の委任契約)
双務契約 双方が債務を負担
(当事者が対価ありと思えばよい、売買・交換契約)
片務契約 一方だけが債務を負う
(贈与、使用賃借契約)
諾成契約 当事者の意思の合致のみで成立
(売買、賃貸借契約)
要物契約 合意と目的物を渡すことを要する
(消費賃借、使用貸借契約)

契約の成立はいつ?

「申込」と「承諾」が一致したときに成立する

【申込とは】先に申し出る意思表示⇒相手に到達することによって成立する

拘束力・・・一定期間は撤回できない

  • 期間定めのある申込(申込者が承諾期間を定める)
    ⇒その期間が終わるまで申込を撤回できない(521条)
  • 期間定めのない申込(申込者が承諾期間を定めない)
    ⇒承諾・通知を受けるのに必要な期間が
    経過するまで申込を撤回できない(524条)

承諾適格・・・承諾を受ければ契約を成立させる効力(申込者がもつ力)

  • 期間定めがある場合
    ⇒期間内に承諾がないと承諾適格を失う遅れた
    承諾は新たな申込とみなされる(523条)
  • 期間定めがない場合
    ⇒取引慣行上、相当期間がすぎて承諾適格を失う
  • 対話者間
    ⇒その場で承諾しなければ失われる

【承諾とは】申込をうけて契約を成立させる意思表示

《要件》

  • 内容:申込の内容と一致させる(条件変更した承諾は新たな申込とみなされる(528条)
  • 期間:承諾期間があるうちにしなければならない
    但し申込者は承諾が延長した事実を承諾者に通知しなければならない(522条-1) そうしなければ契約は成立する(522-2)

【契約成立時期】「承諾」が効力を生じたとき(申込者に到達したとき)

  • 取引界においては承諾の発信とともに成立させることにした(526条-1)

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