動物愛護管理法の解説。犬、猫、うさぎなどペットのトラブル。アパート・マンションでの迷惑。ケガさせた、ケガさせられた等  行政書士高田事務所・内容証明研究会
ペットトラブル、犬猫
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マンション・アパートなどでのトラブルから、ペット同士のけんか。
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勝手に庭に入った子供が犬を叩いたので噛んだトラブル

勝手に庭に入り込み、犬を叩いたり毛をひっぱたりするなど犬のいたずらをしていて、手を噛まれました。こんな子供に対しても、治療費全額負担しなければならないでしょうか。

  1. 飼い犬をどのように管理していたか
  2. 子供の過失
  3. 解決の方法、具体的対策

飼い犬をどのように管理していたか

飼い犬が人にケガをさせて、治療費や慰謝料を請求されたときに、ペットである犬をどのように管理・保管していたのか、ということが判断の重要な要素となります。

飼い主が動物の種類や性質に応じて、注意義務を果たしてきたことを証明できれば、その責任を逃れることができます。

自宅の庭での出来事ですから、ここでいう「注意義務を果たしている」とは、庭の中できちんと、通常の状況であれば人を噛まないようにきちんとしつけがされている、適切な長さのリードで繋がれている、などです。

猫との違い

飼い猫の場合、放し飼いが基本ですから、猫が他人にケガをさせたり、何かを壊した場合に、「飼い主が注意義務を果たしている」ことをほぼ証明できないため、このような、責任を免れるということは、めったにありません。(参考:猫が近所の植木・盆栽を壊した

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子供の過失

子供が勝手に庭に入り、犬をからかったり叩いたりして怒らせたとか、手を出して噛まれたなどというケースでは、被害者である子供にも過失が認められ、損害賠償額の減免につながります。

噛まれた原因をつくったのは、その子供自身にあり、飼い主は、怪我を負わせてしまった責任を免れることができると考えられます。

仮に治療費を支払うとしても、全額負担ではなく大幅に減額されるはずです。

ただ、最近は飼い主側の責任が重くなる傾向にあり、実際に犬に噛まれる事故が起きた場合、明らかに子供が悪くても、飼い主の責任がゼロになるケースは多くはなく、実際にどのような状況だったのか、犬の管理に問題がなかったのか、などを総合的に判断し、過失割合を決めることになります。

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解決の方法、具体的対策

子供の過失相殺割合も含め、話し合うことができれば、冷静に話し合いをしますが、子供の親からの要求が、度を越したものであったり、実際にあったことを子供が正直に親に話せていないために、犬が一方的に噛んだと思い込んでいる場合などは、話し合いをする前に、「何が起きたのか」を文書にして読んでもらうとよいでしょう。

文書は、郵送するのであれば内容証明郵便がおススメですが、突然送付すると、関係が悪化する可能性が高いため、事前に、事実経緯をお知らせさせてください、などと一言伝えておくとよいでしょう

話し合いで解決できない場合は、裁判所の調停を利用すると、第三者が間に入って話をまとめてくれます。それでも合意できない場合は、残念ながら裁判で決着をつけることになります。

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