動物愛護管理法の解説。犬、猫、うさぎなどペットのトラブル。アパート・マンションでの迷惑。ケガさせた、ケガさせられた等  行政書士高田事務所・内容証明研究会
ペットトラブル、犬猫
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凶暴・大型な犬の飼育トラブル

すぐに人を噛むくせのある、凶暴な犬が近所にいて、よく人がケガをしています。その飼い主に、改善を求めることはできるでしょうか。

  1. 飼い主には、適正に飼う義務がある
  2. 保健所・役所に頼む
  3. 警察に通報する

飼い主には、適正に飼う義務がある

人に危害を加えたり、迷惑をかけてはいけない

動物愛護管理法では、「動物の種類や習性等に応じて適正に飼養」し、飼っている動物が「人の生命、身体や財産に害を加えたり、人に迷惑をかけたりしない」ように努力しなければなりません。

大型犬を飼う場合に注意すべきこと

環境省から出されている「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準(ガイドライン)」告示では、大型犬を飼うにあたって、以下のような注意があります。

  1. 身体や財産に危害を加えないように頑丈なオリやサクを使用すること
  2. オリやサクの出入り口を頑丈にし、必要に応じて2重にするなどの措置を講じる
  3. 日常的に施設の点検や管理を行い、施設から逃げ出さないように努める
  4. 犬の散歩を行う場合は、犬を完全に制御できる人間が行い、子供や通行人などに危害を与えないようにする

また、自治体によっては、大型犬はオリの中で飼うように義務付けているところもあります

飼い主は損害を賠償する義務がある

民法では、「動物の占有者は、その動物が他人に加えた損害を賠償する責任を負う。ただし、動物の種類及び性質に従い相当の注意をもってその管理をした時には、この限りではない」と定められています。

飼い主に、飼育方法について、改善の申し入れを、内容証明郵便など書面でしてみてください。それでもまったく改善せず、飼い主が無視し続けているということであれば、悪質です。

この飼い主は、犬がやった損害を賠償する責任を負わなければなりません。

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保健所・役所に頼む

凶暴で何度も人を噛んでいる事実から、「人の生命や身体を侵害する恐れがある可能性が高い」と思われます。

最寄の保健所または役所に行って、これまでの被害や、犬の飼養方法などを詳しく説明し、飼い主や犬に対しての何らかの措置を講じるように頼んでみることができます。

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警察に通報する

もし、実際に犬に噛みつかれ被害をうけたにもかかわらず、飼い主が誠意ある対応を取らなかった場合には、警察に相談して下さい。

飼い主が故意に犬をけしかけている場合もありますが、この場合には傷害罪となる可能性があります。

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