動物愛護管理法の解説。犬、猫、うさぎなどペットのトラブル。アパート・マンションでの迷惑。ケガさせた、ケガさせられた等  行政書士高田事務所・内容証明研究会
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  ペットトラブルホーム > ペットの法律・裁判例 > 環境大臣の基本指針

環境大臣の基本指針

動物愛護管理法の改正に伴う環境大臣の基本指針とはどのようなものですか?

  1. 環境大臣による基本指針の制定
  2. 基本指針の内容 - 動物の愛護
  3. 基本指針の内容 - 動物の管理
  4. 基本指針の内容 - 国民的合意形成
  5. 基本指針の点検・見直し

環境大臣による基本指針の制定

環境大臣は、平成17年に改正された動物愛護管理法を受けて、「動物の愛護および管理に関する施策を総合的に推進するための基本的な指針」を平成18年10月31日に公表しました。

これは、国などの行政機関が、どのように動物の愛護と管理の精神の実現をしていくかについて掲げた指針で、動物の愛護および管理に関する行政の基本的方向性および中長期的な目標を明確化し、計画的、統一的な施策の遂行等を目的としています。

都道府県ではこの基本指針に即して、地域の実情に応じ「動物愛護管理推進計画」を策定することになります。

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基本指針の内容 - 動物の愛護

基本方針では最初に、動物に対する愛護の指針を次にように規定されており、動物への愛護の精神が示されています。

「動物の愛護の基本は、人においてその命が大切なように、動物の命についてもその尊厳を守るということにある。動物の愛護とは、動物をみだりに殺し、傷つけまたは苦しめることのないように取り扱うことや、その習性を考慮して適性に取り扱うようにすることのみにとどまるものではない。

人と動物とは生命的に連続した存在であるとする科学的な知見や生きとし生けるものを大切にする心を踏まえ、動物の命に対して感謝および畏敬の念を抱くとともに、この気持ちを命あるものである動物の取り扱いに反映させることが欠かせないものである。

・・・人を動物に対する圧倒的な優位者としてとらえて、動物の命を軽視したり、動物をみだりに利用したりすることは誤りである。」

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基本指針の内容 - 動物の管理

動物の管理の指針については、次にように規定し、動物の管理者としての飼い主の責任の基本的な考え方が示されています。

「人と動物とが共生する社会を形成するためには、動物の命を尊重する考え方および態度を確立することと併せて、動物の鳴き声、糞尿等による迷惑の防止を含め、動物が人の命、身体または財産を侵害することのないよう適切に管理される必要がある。

・・・所有者がいない動物に対する恣意的な餌やり等の行為のように、その行為がもたらす結果についての管理が適切に行われない場合には、動物による害の増加やみだりな繁殖等、動物の愛護および管理上好ましくない事態を引き起こす場合があることについても十分に留意する必要がある。

・・・動物の所有者または占有者(以下所有者等という)は、自分が加害者になり得ることについての認識がややもすると希薄な傾向にあるが、すべての所有者等は加害者になり得るとともに、すべての人が被害者にもなり得るものであるという認識の下に、所有者等は、動物を所有し、または占有する者としての社会的責任を十分に自覚して、動物による人の生命、身体または財産に対する侵害を引き起こさないように努めなければならない。」

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基本指針の内容 - 国民的合意形成

国民的合意形成に関する指針も示しています。

「個々人における動物の愛護および管理の考え方は、いつの時代にあっても多様であり続けるものであり、また、多様であって然るべきものであろう。しかし、万人に共通して適用されるべき社会的規範としての動物の愛護および管理の考え方は、国民全体の総意に基づき形成されるべき普遍性および客観性の高いものでなければならない。」

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基本指針の点検・見直し

環境省は、毎年基本指針の達成状況を点検し、その概要を公表します。そして、平成24年をめどに、見直しを行うと定めています。

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